気温上昇に付き、品質保持のため冷蔵での配送に変更させていただきました(3/8~)
【Story】

芽キャベツは、キャベツを小さくしたような野菜で、”ミニキャベツ”と思われますが、
性質や生え方、栄養成分を見ていくと、キャベツとは違う野菜と考えるべき野菜かもしれません。
地中海沿岸を原生地とするアブラナ科の野生種の一派から派生した野菜です。
5世紀ごろにはいったん栽培化されたようですが、高温と高湿度に弱く、あまり広がらなかったようです。
その後、文献で確認できるのは、13世紀に入ってからのもの。
英語で、
Brussels sprouts(=ブリュッセルの芽)
と言い、その名の通り、ベルギーの首都ブリュッセルの近郊で栽培が広がったようです。
日本に伝わったのは、19世紀、明治になってから。
全国で作られていましたが、高温、高湿度に弱いため、いまでは栽培適地が少ないです。
現在では、静岡や愛知が特に多くなっています。
冬場の晴天率が高いからでしょうね。
生産者は、静岡県の磐田市、旧豊岡地区の鈴木さん。
地元でも期待の若手農家さんです。
正直なところ、私も何度か、他の農家さんに栽培を依頼したことがあるのですが、なかなかうまく行かず…。
一週間ほどで終わってしまったり、結球しなかったり…。
鈴木さんは11月下旬~3月下旬まで栽培しており、その創意工夫に頭が下がります。
私が芽キャベツに着目していたのは、旬らしい旬があること、そして、栄養価です。
ビタミンC、Aはもちろんの事、野菜からはなかなか摂取できない ビタミンB群を豊富に持つためです。
ビタミンB群は、時代に求められている栄養素です。
免疫を維持するのに欠かせないビタミンなんですよね。
あくが強い野菜と言われますが、気になりません。
ぜひ、温野菜などにして、いっぱい召し上がってみてください。
【保存方法】
袋のまま、野菜室に入れて保管します。
一週間から10日間くらいは日持ちします。
茹でてから、冷凍することも可能です。
【基本のお召し上がり方】
じゃがいもと同様の調理時間どちらかというとじゃがいもに近いと考えて調理しましょう。
水から茹でて、沸騰後、5~10分ほど、好みに合わせて湯がいてください。
マヨネーズ、ポン酢、鰹節と醤油など様々な味付けになじみます。
【産地】
静岡県磐田市
【生産者】
鈴木さん







