【Story】

大戦の前後、大阪の輸出品と言えば、玉ねぎだったそうです。
港が近いことから、品質の良い大阪の玉ねぎは世界中に輸出されていました。
現在、日本一の呼び声高い淡路の玉ねぎも、元をただせば、大阪の泉州にルーツがあります。
土壌も同じシルトです。
ところが、産業が進むにつれ、大阪の玉ねぎはすたれていき、その座を佐賀や淡路にゆずることになります。
盛んだったころ、作られていたのが、この「貝塚極早生」。
外観も特徴的で平たい形をしています。
甘みが強く、さっとさらして生で食べるのが美味しい品種。
ただし、病気に弱く、分結(=芯が二つになること)しやすいため、市場から嫌われ、だんだんと姿を消していきました。
最近になって、その品種を譲り受け、栽培を始めたのが、若手農家のホープ、北野さん。
出身である貝塚市の名を冠する玉ねぎを何とか復活させたい、と取り組んできました。
ここ数年ようやくきちんと収穫量も増え、世に再び知られるようになってきた、と言います。
大変、貴重な刺身玉ねぎ。
ぜひお見逃しなく。
ご留意点
長期の保存に向かない商品のため、ご予約販売とさせていただいております。
お日にちのご希望がある場合は、別途備考欄にご記入くださいませ。
【保存方法】
水分が多く、あまり日持ちしません。
野菜室で保管し、1週間くらいでお召し上がりください。
【基本のお召し上がり方】
水にさらして、生食の他、火を通しても美味しいです。
りょくけんの店舗では、水なすとトマトのサラダをお出ししています。
【産地】
大阪府
【生産者】
北野さん







