【Story】
キウイの原生地は、中国の揚子江上流と言われています。
日本でも、原種に近い、サルナシや、マタタビなどがあります。
こちらは、ヘイワードという一般的な、緑肉の品種。
ニュージーランドの方が原種をニュージーランドに持ち帰り、改良した品種です。
あらゆるキウイの中でも最も日持ちが良く、世界中に流通しています。
ただ、トゲトゲした酸味が気になる方が多いのではないでしょうか。
それは、やっぱり流通を最優先するために、未熟で収穫してしまうから。
きちんと作りこむと、とても美味しくなります。
愛媛県の、水の郷と呼ばれる西条で、金光さんのつくるキウイは、とても美味しいです。
もともと、農協の技術指導員だった金光さん。
代々の農家ではなく、新規に就農した方です。
就農した時には、周りのベテラン農家さんにとても助けられて、今があると言います。
ヘイワードの畑は、ご自宅から少し離れた、小高い丘の中腹にあります。
実は、この畑も、農業賞の受賞歴もあるというベテランキウイ農家さんから譲ってもらったものだそう。
キウイの樹齢も40年を超える立派なものです。
愛媛らしく、石垣で崩れないように作られた傾斜のある畑で、品質は上がりやすいのですが、作業は本当に大変です。
きちんと間引きもされていて、品質の良いキウイです。
【保存方法】
保管する場合は、ビニール袋に入れて野菜室で保管してください。
一カ月ほど日持ちします。
【基本の食べ方】
追熟が必要です。4日くらい常温においてやわらかくなってからお召し上がりください。
【産地】
愛媛県
【生産者】
金光さんご夫妻
