【Story】
標高1,000mのハウスでトマト栽培
高知県仁淀川(によどがわ)町。
高知県の中心街から西北に位置し、四国山地を挟んで、愛媛県と境を接する地域です。
平成の大合併で町名にも選ばれた清流”仁淀川”やその支流が各方面に流れ、景勝を織り成しています。
能津さんのトマトハウスは、仁淀川町でも特に山奥、山のてっぺんに建てられた場所にあります。
山の入り口には、風光明媚の中津渓谷があり、その急流は息をのむほど激しく、美しい場所。
そこから、数㎞さらに30分以上、車を走らせてほぼ山頂に辿り着いた標高1,000mほどの場所に大きなビニールハウスがあります。
そこで、能津さんはもう十数年、高糖度のトマトを作り続けています。
夏~秋の高糖度トマトはとても難しい
実のところ、もっと多くの農家さんが、この地に県からの助成を受けて、高糖度のトマト栽培に挑戦していたのですが、価格の上下や温暖化についていけず、だんだんと収穫量が減っています。
それくらい、標高1000mの山の上であっても、7月や8月の暑さがトマトにとっても厳しくなっています。
秋はひとつのピーク。
気温が下がり、寒暖差が大きくなり、トマトが最後にもうひと踏ん張りしてくれるからです。
小玉ですが、甘さと旨味が濃密で、しっかりした食味のフルーツトマトです。
甘さと旨味のフルーツトマト
つる性のトマトを日本では支柱を立てて育てます。
下の段から段々と花が咲き、実を付けます。
夏秋取りの場合、6月の後半からは、段数もだいぶ上の方になり、小粒になりますが、味も良いです。
小粒ですが、凝縮感があり、とても美味しいです。
他のりょくけんマルトマトと違い、光センサーを通して選別していません。
そのため、当店のフルーツトマトの基準【完熟/特選/スーパー特選】という表記をしていません。
しかしながら、平均して 完熟=8度前後はあります。
【ご留意点】
極小粒で傷多め、やわらかくなりやすい傾向
ミニトマトほどのサイズから、卵くらいまで大きさに幅がございます。
お入れするサイズにばらつきが出ますことを予めご了承くださいませ。
また、チャックや、かさぶたなどの傷がやや多めに入ります。
完熟で収穫しているため、すぐに柔らかくなりやすいです。
予めご了承くださいませ。
ご予約販売商品です。日時指定は承れません。
入荷次第の発送となります。
正品率が低く、週間の入荷量も限られる商品のため、販売数を制限しております。
お待たせして申し訳なく存じます。
【量目の目安】
◆約200g 3~6玉
◆約500g 8~15玉前後
◆約1kg 16~30玉前後
※玉数は前後します。
※大小サイズが混じります。
【マルトマトについて】
りょくけんでは、トマトの原生地であるアンデス高原の環境に似せるため、
ハウス内で、できるだけ水も肥料も与えずに育てているため、トマト本来の力、
美味しさが引き出され、とても美味しいトマトに仕上がっています。
ファーストトマトに比べると酸味が少なく、甘さも感じやすいです。
水をやりすぎてしまった、味の薄い空洞果が角ばった形になる一方で、
美味しさのつまったトマトは丸くなるので、りょくけんでは
ファーストと区別して「マルトマト」と呼んでいます。
比重が重いため水に入れると一般的なトマトは浮きますが、
りょくけんのトマトは沈みます。
中身が充実しているのです。
【保存方法】
袋などに入れて、野菜室で保管してください。
なるべくお早めにお召し上がりください。
【基本のお召し上がり方】
くし型にカットして、生でお召し上がりください。
やわらかくなった場合は、加熱すると、さらに濃厚な風味になり、美味しいです。
【産地・生産者】
高知県 能津さん
りょくけんのフルーツトマトの美味しさの理由とは?