【Story】

八つ頭(やつがしら)は、さといもの中でも、親芋と子芋が一緒になったような形をした大きなさといもです。
粉質感が強く、圧倒的なボリューム感があり、コクがあって、まさにさといもの王様の名にふさわしいさといもです。

ひとつの頭に、八つの頭がついているような形をしているので、昔から、子孫繁栄の縁起物としてお正月に食べられてきました。
ほとんどの農家が代々伝わる種芋で栽培するので、大きな産地は関東の一部に限られ(埼玉、茨城、千葉)、貴重な一品になってきました。
どこでも栽培が可能なわけでもなく、それゆえに、代々その家に根付いた種芋が保守されてきたのでしょう。
りょくけんでは、長野県最南端にある天竜村の坂部という地区で育った八つ頭を取り扱っています。

急峻な山々の中腹に位置し、周りに民家の無い、まるで陸の孤島。
土砂崩れも多く、たどり着くのも、なかなか難儀な場所にあります。
赤土混じりの粘り気のある土地の為、特にキメが細かく、味が良いです。

つくるのは大杉さん。

本業は、林業。

ひとつ先の村では、まったく食べる文化が無いそうですが、坂部では昔から伝統的に
よく食べるため、大杉さんも代々、種をつないで、自分と親戚に配るために作っていました。
元々、自家用だったことと、固定種なので、気候や土地柄に合致しているため、農薬は不使用。
「上手に作るコツは?」と聞くと
「肥料を上げない事。」だそうです。
肥料を上げてしまうと、ベローンと大きくなり、ふわっとしてしまって美味しくないそうです。
おもしろいですね。

調理も、ざくざくとカットして、加熱すれば良く、さといもと同等でさほど難しくありません。
基本的に日持ちも良いのですが、乾燥すると傷みが出ることもあります。

【保存方法】
インドネシアなど東南アジアが原産と言われています。
産地では、収穫後、土の中に入れて保管しますが、都会では難しいので、野菜室や発泡スチロールを活用します。
寒さにも弱いので、新聞紙などでくるみ、袋のまま、野菜室で保管します。
発泡スチロールに入れて、屋外の日の当たらないところで保管してもよいでしょう。
【基本のお召し上がり方】
親芋と子芋の間に包丁を入れてカットすると皮がむきやすいです。
一口大に切り、焼いたり、煮たりしてください。
煮崩れしにくく、煮物にぴったりです。
しょうゆやだしで煮ますが、電子レンジにかけて、鰹節としょうゆだけでもおいしいです。
【産地】
長野県
【生産者】
大杉さん


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