【Story】
みかんの三大名産地と呼ばれる地域があります。
日の丸、川上、真穴という愛媛県の角のように突き出た半島に位置する場所です。
三産地ともに、一地域に密集しているのですが、複雑に入り組んだ地域のため、その三産地を外れると、条件が変わってしまい、みかんの品質も落ちてしまうのです。
明らかに分かるのは、日向きです。
日の丸も川上も、真穴も、南西向きなのです。
最も日照時間が長くなるのが、南西向き(りょくけんのくだものの産地ほとんどすべて南西向きですが!)なのです。
一歩その区域を出ると、日陰になり、日照時間が変わってしまいます。
また、この三産地共通して"三つの太陽によって甘くなる"と言われていること。
すなわち、
一、太陽
一、海からの照り返し
一、石垣からの照り返し
海のすぐ近くの山の斜面を開墾して作った畑は、水はけが良く、遮るものがないので、日当たりも良く、昼夜の気温差が大きいので、品質の良いみかんが取れるのです。
その中でも、生産者の川田さんが所属する地域は"日の丸"です。
東京の大田市場で毎年、一番か二番の評価を得る産地です。
川田さんは、農協には所属せず、個人で出荷する稀有な方。
文字通り、腕一本で、品質を磨いています。
そして最大の特徴が内袋の薄さ。
コクとキレがあり、とろけるような食感。
お見逃しなく!

【保存方法】
極早生種は、足が早いので、野菜室で保管し、2週間くらいでお召し上がりください
※早生種は、日持ちが良く、野菜室で1ヶ月ほど日持ちします。
【基本のお召し上がり方】
皮をむいてお召し上がりください。
内袋が薄いので、そのままお召し上がりいただけます。
白い繊維を取ってから食べる方もいらっしゃいますが、文字通り食物繊維で、ビタミンPなどの機能成分も含まれているので、そのままお召し上がりいただくのがおススメです。
【産地】
愛媛県
【生産者】
川田さん
