【Story】
長野県長野市は、県内でも北部に位置しています。
千曲川(ちくまがわ、県外では信濃川)が流れ、平野と山間部が広がります。
生産者の成田さんの果樹園は、千曲川の北岸に位置し、扇状地である平野と、少し収穫が遅れるものの、寒暖差のある山間部、数か所に分かれています。
代々のりんご農家なのですが、成田さんは「きちんと利益を上げる農家になる!」という目標を持って、就農。
生産者側の都合だけでなく、消費者サイドの需要をきちんと捉えている若き経営者です。
農業の大学校を卒業しており、専門は、西洋梨。
りんご農家と言えど、様々な横の広がりを持つべきと、引き出しの多さも特徴です。
試験品種も含め、りんごだけで、3~40種類くらい栽培しています。
専攻であった西洋梨はもちろんのこと、ネクタリンや梨、バラ科のくだものに留まらず、柿やぶどうまで栽培。
その研究熱心なことにはまったくもって頭が下がります。
富士の輝は、山梨の民間ぶどう育種家の志村さんが育種した期待の新品種(2026年現在。登録出願は2017年なのですが、登録は認められず。)
農研機構が作った大ヒット品種、シャインマスカットに、ウィンクと言う、皮ごと食べられる品種を掛け合わせています。
目指したのは、黒いシャインマスカット。
皮ごと食べられ、種もなく、とても食べやすい品種。
シャインマスカットとウィンクの特徴をよく引き継いでおり、酸味が少なく、パリッとした皮で、とにかく甘みが強いぶどうです。
いち早く、成田さんがこのぶどうを導入していることには本当に感心してしまいます。
「まだ樹が若いので、大きさがなかなかそろわないのと、黒くなっていないのですが。」
との事。
育成地の山梨よりも、長野の方が冷え込みがあるので、外観の黒みは増しそうなのですが、やや赤っぽいのが2026年の特徴です。
マルシェや店頭でご試食いただくと「甘過ぎる…」とご感想を頂きます。
スタッフ間での感想は、「甲斐路(かいじ)に似ている!」とも。
親であるウィンクのそのまた親は、甲斐路なので、その特徴を引き継いでいるんですね。
ぜひ、次代を担うであろう、ぶどうのお味を確かめてみてください。
【保存方法】
ビニール袋に入れて、風が直接当たらないようにして、冷蔵庫の野菜室で保管してください。
【産地】
長野県
【生産者】
成田さん
























